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  さつきの食ごよみ

ほろ苦さがごちそう、菜の花の塩昆布和え

季節の恵みをいただくことは、みなぎる生命力をそのまま体内に取り込むということ。
毎月、旬の素材を一つとりあげてその魅力を感じ、簡単なレシピを紹介します。

旬のもの=ちゃんと味が強い。
だからこそ、調理はごくシンプルに。

使用する調味料や素材は、おそらく家にあるであろうベーシックなもの、
面倒な計量はなしにささっと作れる、作り方も暗記できるぐらい単純。
思い立ったらすぐできる、そんなお手軽レシピばかりです。

第1回目は、柔らかなほろ苦さ、青みに満ちた味わいが、春の訪れをそっと知らせてくれる菜の花の塩昆布和えをご紹介します。

(by 山内早月


柔らかなほろ苦さ、青みに満ちた味わいが、
春の訪れをそっと知らせてくれる菜の花。


柔らかな春の緑
昔から、「春は苦味を盛れ」といわれます。
菜の花をはじめ、タラの芽やフキノトウ、芹など、
春先の食卓にはたっぷりと苦味をのせたいもの。

なぜなら、
春に芽吹く野菜や山菜がもつ独特の苦味は、
じわりじわりと舌を満たし、
その青い刺激が体をしゃきっとさせてくれるのですから。

さらに、その苦味を体内に取り入れることで、
厳しい冬を耐え抜く忍耐力や力強さ、
来るべき春への強い期待感や希望、
そんな生命力を丸ごといただいたかのような気分。
知らず知らずのうちに、力も満ち満ちてきます。

だから、その苦味を隠してしまうのではなく、
存分に活かすような食べ方をしたいなと思うのです。

菜の花をめんつゆと塩昆布で味付けして、
シンプルに、ごくシンプルにいただきます。

菜の花は、硬い部分を切り落とし、
好みの長さに切って、さっと塩茹で。
茎のしゃきっとしたかんじを残したいので、あくまでさっと
。 ざるに上げて粗熱をとります。

めんつゆと塩昆布で和えたら、もう完成。
ただそれだけのお手軽調理です。


今回は、淡い緑の小鉢に盛り付け

●菜の花の塩昆布和え

【材料】
菜の花、市販のめんつゆ、塩昆布、塩

【作り方】
1)まずは菜の花を塩茹でします。硬い部分を切り落とし、食べやすい長さにカット。沸騰した湯に塩を加え、茎から順に茹でます。さっと湯通しする程度で大丈夫です。
2)茹で上がったらざるに上げます。水洗いすると水っぽくなるので、そのままで。
3)ボウルに菜の花、めんつゆ、塩昆布を入れて和えたら完成。量はお好みで。味がなじんだら食べごろです。


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