これ、なんだべ?< しもつかれ編>

珍し物好きな、暇人のみなさま、こんにちは!
残念ながら始まってしまいました。
「なにこれ」のコーナでございます。
さて、今回のお題は皆様もご存知、日本が誇る究極の郷土保存食、しもつかれ でございます。
え?知らない?
そんな分けないなあ。学校給食にも出たじゃないですか! しもつかれ!
え?聞いたこと、ない?
じゃあ、食ってみるかい
今回は しもつかれ を紹介いたします
(by
服部景子
)
さて、今回紹介させていただきますこの しもつかれ
なんぞや?というと、実は私の実家栃木県の郷土料理なんですね!
もう春真っ盛りですが、栃木県民に伝わる、昔からの冬の間の貴重な保存食であり、栄養源でありました。
このしもつかれ。
昔から冬に入る前に各家庭で作って冬の間は食卓によくあがります。
もともとは節分の後の初午(うま)の日に、赤飯とともに稲荷神社に供えて、家内の無病息災などを願ったものです。
これを作るために各家庭にこんな調理器具までありまっせ。
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その名も 鬼おろし
こえー
鬼、削っちゃうよ!!みたいな最強な調理器具で畑でぬくぬく育った大根君や人参ちゃんらが
かわいそうにおろされてしまいます。ああ。かわいそうに。
栃木限定の調理器具ではありませんが日本料亭以外ではまずみかけない。各家庭なんぞでは見かけないであろうの調理器具。しもつかれを作る地域で、すくなくともお年寄り同居の各家庭にほぼかならずあります。
そしてそれを各家庭のおじちゃんおばあちゃんが、うまいうまいとあっというまにおなかに入れてしまいます。
もう、栃木の冬はこの しもつかれ がなきゃ冬を越せないってくらい、おじいちゃんおばあちゃんたちは大好きな郷土食です。
私たちも、もちろんこのしもつかれが大好きです。
なんせ、学校給食に出るくらいですから。
転校生も、栃木の郷土食と聞いてとてもたのしみにしていました。
見た目はどうであれ、肝心なのは、味 です。
転校生に、クラスの人気アイドル、美奈ちゃんがにっこりと しもつかれをよそりました。
そのにっこりとした笑顔に癒されつつ転校生はしもつかれの吐瀉物のような見た目にどぎまぎしてましたが、
何度も言うようですが、肝心なのは 味です。
栃木県民はほとんど大好きであろうしもつかれです。
まずいはずがありません。
「いっただっきま〜す!」
いっせいにみんな食べだしました。
転校生もしもつかれの見た目に戸惑いつつも意を決して スプ〜ンをいれました。
「ぱくっつ」
口の中に鮭と野菜の何とも言えないは〜もに〜が広がります。そして全体を酒粕の風味が包み込みなんともいえない美味さをかもし出しました。
「うげ〜〜〜〜〜〜」
転校生は耐えきれず吐いてしまいました。
そうです。実はこの しもつかれ
栃木県民以外はまずすぎて食えたもんじゃない食べ物なのです。
でも県民は美味い美味いと何杯もぺろっと平らげてしまう、このしもつかれ。
この季節を楽しみにしている人も多いのです。
県民以外はまずすぎて食べられない 究極の郷土食、 しもつかれ あなたも一度お試しあれ!
ちなみにその転校生はその後しもつかれが給食に出る日に限って、早退や休むことがおおくなったそうな。
では、作り方。 (大鍋一杯分)
塩鮭の頭 1匹分
大根 1本
にんじん 1本
大豆 1/2カップ
油揚げ 2枚
酒粕 150g
しょうゆ 少々
塩 少々
酒 少々
鮭の頭は適当な大きさに切り分け魚焼きあみで焼き、熱湯で湯がいておく。
鍋に水(鮭がひたひたになるくらい)をいれ煮立ったら1.の鮭と酒を入れ、水分がほとんど無くなり骨が柔らかくなるまで良く煮る。
大根とにんじんは鬼おろしですりおろす。大豆は(生のものは煎っておく)皮をとり油揚げは短冊に切る。
2の鍋に大根、にんじん、大豆、油揚げを加え弱火でことこと30分位煮る。
途中焦げ付かないよう大きくかき混ぜ酒粕を加えてさらに1時間程煮て、塩、しょうゆで味を整える。
(塩鮭の塩加減によって塩、しょうゆを調節する。)
出来上がったら、冷蔵庫で冷たく冷やしてから頂きます。
絶品です。ええ。たまんないです。
の季節を各家庭によって微妙に作り方が違うのですがこの見た目がすごい。
なんせこれですから。
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吐瀉物かよ!!!
でも、いろいろな食材が入った栄養満点な保存食なんです。
うふふふ
さ、召し上がれ!(^^)/
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