これなんだべ<だし編>
しとしと。しとしと。
雨の日が続いて晴れてまた雨の日で。
梅雨はまだ開けそうにないですね。
う〜ん。心もしんみりしそうでけれど
これがすぎるとゆで上がるような夏が、暑い夏がもうすぐ来ちゃうんだ〜
あ〜
って一人寂しく部屋でうなってました。
もうすでにやる気が失せてます。
暑い夏にはまだなってないのですが。
何か食べたいけど食べたくない。
なんかあっさりしたものたべたい〜
こんなとき、こんなときは〜
と、進められたのがこれ。
店員「<だし>」
私「え、出汁だけじゃちょっと〜」←料理の下味の(だし)だと思っている
店員「ごはんもあるから!」
私「猫まんまじゃん」
店員 (怒)「はあ?」
で、
出てきたものがこれ。
ごめんちゃい。
(by
服部景子
)
ミーンミーン。蝉がうだるような暑さの中がむしゃらに鳴いている。
やはりこんなに暑い中はのどを通るのはこの 「だし」 位だ。
じいさんはばあさんの作り置きしてくれた冷蔵庫で冷えただしを飯にそそいだ。
もうこれでばあさんの作り置きは終わった。
ばあさんの葬式が終わって一段落した今、じいさんはばあさんの事を想った。
当たり前に食べていたばあさんの「だし」。
じいさんにはむかし好きな人がいた。
親の決めた縁談で婆さんと結婚したが、じいさんは昔のあの人を思い、
世話をしてくれる現在のばあさんを思う事はあっても、
どこかで昔好きだったあの人をずっと心に想っていた。
しかしばあさんが死んでしまった今、ちゃんとばあさんの人生について考える事はあったのかふと考えた。
めしにとろっとだしを掛ける
だしの効いた野菜たちがしゃきしゃき、ねばねば〜と口の中に広がる。
何とも言えないさわやかな風味とぼりぼりと小さな野菜たちがごはんと絡み合っご飯が進む進む。
う〜ん。うまい。
この味ももう終わりか。
ーばあさんの作っただしはお袋のだしの味だった。
嫁入り修行を親から叩き込まれてうちに嫁にきたはずだか
きまりとはいえ、結婚当初からずっと俺のお袋の味を叩き込まれてたもんなあ。
やっぱりこの季節はこれだよなあ。うまいうまい。
だしを口に運びぽりぽりと心地よい食感を噛み締めながら、じいさんはふと思った。
ばあさんの家のだしはいったいどんな味だったんだろう。ばあさんの味は・・・
そう思ったが、もう無理な考えだ。
生きてるうちにこんな事を言ったらばあさんはどう言っただろう。
そんなことを思いながらじいさんはまだ新しいばあさんの位牌に向かって
「ばあさん、ありがとう」
そうつぶやいた。
<だし>
夏のバテ気味な季節に栄養たっぷりなもの。
さらさら〜と食べられるものは宮崎の冷や汁だったけれど、
しゃきしゃきっと新鮮な野菜を歯ごたえよく食べれるもの。いいなあ。
って行きつけの郷土料理屋さんで相談したら出してくれちゃいました。
ちょっと怒ってましたが(笑)
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こんもりと盛られた色とりどりの野菜たちのてっぺんに鰹節がごそっと盛られている。
が、ガラスの器だよ。郷土料理もこうするとなんか洋風のサラダに見えるわ。
うわほ〜なんか見るからにシャキシャキ野菜がいっぱいで美味しそう!!
さっそく頂いちゃいます(喜)
さくっとスプーンを入れるとねば〜っとオクラが気持ちいいくらいの粘りを出してくれたわ。
店員さんによるとまぜまぜってぐるぐるかき混ぜてからごはんにかけて食べるんだって。
こんもりと盛られた鰹節も崩れるのが勿体ないけど、しょうがない。
美味しさに貢献してくれ!!
ぐるんぐるん。混ぜる混ぜる。
そしてどろ〜っっと温かいごはんにかける。
ほうっつ
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ほおばる。
しゃきしゃきねばホワッッッツ。
しゃきしゃきネバほわ〜ん。
シャキシャキッとしただしの効いた野菜とオクラの粘りと、
ほわ〜んとあたたかなご飯のうまみがみごとにマッチして美味しい!!
そしてこのどろっとしたオクラの粘りに良いダシが効いてるんだ!
そして鰹節が表に出ず、こっそりとダシに貢献してます。
食べだすと止まらないこの美味しさ。
昔の人の知恵を感じます。
さすが夏の料理だけあってどれもほてった身体を冷やしてくれる野菜たちが多い。
そしてその野菜たちをうまくまとめているこのだしの味が見事!
控えめながらしっかりといい味を出している。
山形の郷土料理ですが、これ、いいなあ。
野菜いっぱい、どんどん口に運びたくなる美味しさ。
う〜ん美味。
ぜひお試しあれ!
<だし>はもちろんこちらでも売ってます。
山形県のアンテナショップ「やまがたプラザゆとり都」
メトロ銀座線 虎ノ門駅3番出口より徒歩1分
<だし>「YPMIURI ONLINE 旅びゅーん!ふるさと食風土記 だし(山形県中山町)より抜粋」
食欲が落ちる夏は栄養のバランスも偏りがち。
しかし、暑い夏でも冷たくさっぱりと食べられ、なおかつ栄養バランスがいい料理が40・8度という日本最高気温の記録を持つ山形にあるという。
それは山形の一家のぬくもりを感じる家庭の味だった。
夏野菜の風味と香味とネバネバ〜
冷たいのに“温かい”家庭の味
いわゆる「出汁」ではなく「だし」。
夏野菜や香味野菜などを細かく刻んでしょうゆをかけるだけというシンプルな家庭料理だ。
冷蔵庫で冷やして食べてもおいしいので、食欲が出ない夏でも栄養が取れるうれしい一品である。
名前も不思議だが、そのルーツはさらに謎に包まれている。地元の料理研究家に話を聞いても「庶民の中から生まれた食べ物なので文献もなくルーツは分からない」という。
山形でも内陸部の村山、置賜地方で生まれたという説もあるが、山形県庁農政企画課によれば「今では県全域に広まってきている」とのこと。
だし
<材料>
きゅうり 150g (1本)
なす 60g (1ヶ)
青なんばん 5g (1本)
みょうが 15g (1ヶ)
青じそ 6枚
生姜 6g
小ねぎ 48g
納豆昆布 9g
削り節(糸削り) 少々
しょうゆ 30g (大さじ2+3分の2)
だし汁 30g (大さじ2)
<作り方>
@きゅうり・なす・青なんばん・みょうが・青じそは粗みじん切りにし、小ねぎは小口切りにし
すべて水につけアクを抜く。
A1をザルに上げて水分を切っておく。
B納豆昆布にしょうゆ・だし汁の調味料を加え、水気を吸わせ、ねばりを
出す。
C2と3を合わせて、器に盛りつけ、削り節を天盛りする。
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